■ビフォーアフター写真

20歳の心が20年後の自分を救ってくれる

20歳のときにパキスタンを一人旅していたとき、ラホール博物館の「断食するブッダ像」の前で、特別な感情に襲われた。このときを境に肥満の難行苦行が始まることになったが、縁とは実に味わい深いものがある。

20代前半で体重105kgを超えていた増量期

23歳のとき。右写真からは顔湿疹と口角炎が見られるが、心と体の相関性についてはまったくの無知だった。人との共感性が高く物事への感受性が鋭かったので、無用なストレスを抱え込みながら生きていた。

太っていてもやり過ごせていた30代前半

31歳のとき。今しなければならないことに意識が向かいすぎていて、健康を考える心の余裕を失っていた。何度もダイエットをしては挫折の繰り返し。なにごとも心が整わないと苦しむだけで実を結ばない。

75mしか走れなかった身体能力の最悪期

37歳のとき。右写真は股関節の可動域が狭くガニ股歩きになっている。お酒を大量に飲んで強引に眠る生活を続けていたが、呼吸困難や背中の痛み、生活習慣病の兆候があり、そろそろ体の限界にきていた。

ダイエット前期が35kg減、中期で13kg減を達成

パキスタンの一人旅からおよそ20年ぶりに、日本人の40代男性の平均体重となり皇居を走ってみた。目に映るすべてのものが美しく、なにかに感謝せざる得ない敬虔な気持ちとなり、心の絶頂体験となった。

ダイエット後期で8kg減で体脂肪率8%台となる

42歳のとき。前期・中期・後期のダイエットで56kgの減量をし、最高体重の105kg超から60kgまで45kg減を達成した。半生を過ぎて10代の頃の体重に戻ったことになり、ようやく心の平安を取り戻すことができた。

マラソン大会に出場して人生が変わった

初出場のハーフマラソン大会で完走することができた。75メートルしか走れなかった自分が、走ること自体、まったく想像がつかない展開となったが、このときの感動体験が人生の転機となった。

ダイエットを極めた次はフルマラソン

43歳のとき。高負荷のかかる運動は、ダイエットには逆効果になるが、当面の目標をフルマラソンに切り替える。筋トレ、グラウンド練習、長距離走を1年がかりで重ね、42kmの距離に耐え得る足をつくった。

最高体重から5年でフルマラソンを完走

44歳のとき。絶望的な体の状態から、5年あまりでフルマラソンを完走することができた。まさに、人体の驚異であり、人生の奇跡としか言いようがない。マラソンは実に多くのことを、私たちに教えてくれる。

20kg増の強烈なリバウンドが起こる

ダイエットの本当の怖さは、達成感を抱いてしまったときの自分の心にある。フルマラソンという人生最大のイベントを通過すると、現状に戻そうとする脳のスイッチが入り、81kgまでリバウンドしてしまった。

約4ヶ月半、ダイエットの限界に挑戦する

45歳のとき。心身の養成法であるエネルギーワークを同時に行いながら、人が健康をケアしながら痩せられるダイエットの限界に挑戦した。減量結果については、「132日間20kg減ダイエット」をご覧ください。

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